hirai’s diary

乳がんになって人生色々考えた

乳がん患者の温泉について。

 

気にせずに風呂入りたい!!

 

 

 

乳がんの患者さんだけじゃなく

どんな手術をしても術痕が気になって

風呂屋さんや温泉に行けなくなった方って沢山いると思います。

実際、私は乳がんの手術で右胸を全摘し

横一文字の傷痕と

その数年前に子宮筋腫で子宮全摘で

内視鏡だったので傷は小さいけど下腹部に3か所の縦の傷と

おへそ(カメラ用)に縦の傷があるのですが

そのおへその傷がケロイドになり

臍が黒ずんで見える

(実際は黒というよりブス色っていうの?紫っぽい)

 

 

ショックと言いますか。

いや、臍黒ずんで見えるんだが?

って言う

誰もそんなの見ないよ、わからんよ!

と言われるけど

んなわけない。遠目に鏡でみても臍が黒くなってたらわかるし

臍って身体の中心部でけっこう気になるんですよね。

 

で、胸の傷は言わずもがな

胸がないし傷あるし乳首ない。

全摘じゃなく部分切除の方も胸に傷がついてて

風呂屋さんに行くのが嫌、という方もいました。

 

 

 

みんな同じだな、って思う。

よくピンクリボンのイベント?で

お風呂や温泉貸し切って乳がんの患者さんが人目を気にせずに

堂々とお風呂に入ろう!

ていうのをネットでも見ますよね。

すっごい良い取り組みだな、と思う一方で

 

自分より大変な人もいるであろう事実を

目の当たりにしたくない

という気持ちも湧いてくるのです。

 

2年前、30年来の友人家族と

術後初めて温泉宿へ行きました

勇気を出して。

道中、友人には「隠さずにバーーーーーン!って入るわ」

なんて豪語してましたが

実際、大浴場にはちびっ子達もおり

勇気が出なかったです。

首からタオルかけて入りましたが

市販の胸をカバーする入浴着を着てる方もいました

 

 

今年は一人で風呂行きたい!

が目標ですᕦ(ò_óˇ)ᕤ